2027年問題って何?
2027年を境に、大きな変化が起こる家電製品があります。
それは「エアコン」と「蛍光灯」です。
「エアコン」は省エネ基準が見直され、基準を満たさないモデルの製造が制限されます。
「蛍光灯」は新たな製造・輸入が禁止され、現在の在庫がなくなり次第、購入できなくなります。
ここでは、それぞれの問題点や今後の生活に役立つ情報を詳しく解説します。
◆ エアコン2027年問題とは?
2027年度から、家庭用エアコンの新しい「省エネ基準」がスタートします。
ご家庭で使われるエネルギーの約3割を冷暖房が占めているため、エアコンの効率をもっと良くして、さらに省エネを進めようという目的で国(経済産業省)が定めたものです。
この新しいルールにより、壁掛けエアコンは今よりも最大34.7%の性能アップが求められることになります。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、これはあくまでエアコンを製造する「メーカーに向けたルール」です。
現在ご自宅でお使いのエアコンは、これまで通りそのまま安心してお使いいただけます。
◆ エアコンの価格等への影響は?
お手頃価格のエアコンの選択肢が少なくなるかも!?
今回の新しい省エネ基準は、これまでよりもぐっと高い目標が設定されています。
そのため、現在販売されているようなお求めやすい価格帯のエアコンの多くは、新しい基準をクリアするのが難しくなってしまいます。
もちろん、基準を下回るエアコンがすべて製造や販売をストップされるわけではありません。
ただ、今後はメーカーでつくられる種類に変化が生じるため、これまでと比べると「価格重視」で選べるエアコンの選択肢が少なくなってしまう可能性があります。
「買いたいのに予算に合うエアコンがない!」となってしまうかも?
今までは、「寝室や子ども部屋には、最低限の機能がついた4〜5万円台のリーズナブルなもので十分!」という選び方が定番でしたよね。
でも、2027年以降はそうした価格帯のモデルが減ってしまい、「希望の予算内で買えるエアコンがなかなか見つからない…」といったケースが出てくるかもしれません。
いざという時に慌ててしまわないよう、これからのエアコン選びは、少し余裕を持って計画しておくと安心です!
新しい「省エネ基準」をクリアしたエアコンのいいところは?
ここまでのご案内で少しご心配をおかけしてしまったかもしれませんが、実は嬉しいメリットもございます。
エアコンの省エネ性能が大きく向上するということは、毎月の電気代はこれまでよりも抑えられる傾向にあるということです。
「買い替え時の初期費用は少し上がってしまうかも…」とご不安に思われるかもしれませんが、10年間使い続けた場合の「トータルコスト(本体代+10年分の電気代)」で比較してみるとどうでしょう。
ご使用の環境などにもよりますが、実はこれまでのお手頃なエアコンを選んだ場合と全体の出費は大きく変わらない、という試算も出ています。
長い目で見れば、しっかり元が取れるエコな選択と言えますね。
◆ こんな症状が出たら買い替えのサイン?
おうちのエアコンは大丈夫?
冷えが悪い・暖まらない
設定温度に達するまで時間がかかる場合、コンプレッサーの劣化や冷媒ガスの不足が考えられます。
異音がする
「ガラガラ」「キュルキュル」といった普段と違う音がする場合は、モーター等の部品の寿命の可能性があります。
室外機のドレン以外から水が漏れる
室内機から水がポタポタ落ちる場合は、内部の汚れによる詰まりや部品の故障のサインです。
製造年式を確認
エアコン本体や室外機に貼られているシール(銘板)に製造年式が記載されています。ご使用環境や頻度によりますが、一般的にエアコン寿命は10年ほどと言われています。
買い替えをご検討の方は
こちらをチェック!
◆ 買い替えるなら省エネモデルがお得!?
ご家庭の電気代の節約は
エアコンから
「毎月の電気代が高い・・」と悩んでいませんか?その大きな原因は、エアコンかもしれません。エアコンは、家庭での商品電力の多くを占めています。エアコンを省エネタイプのモデルに変えることで、電気代の節約をしましょう。
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2027年末をもって
「蛍光ランプ」の製造・輸出入が
終了します。
◆ なぜ蛍光ランプが廃止されるの?
最大の理由は「水銀による環境汚染の防止」です。
蛍光ランプの中には微量の水銀ガスが使用されています。水銀は人体や環境によって有害となる物質であることから、国際的なルールである「水俣条約」によって、世界レベルで段階的な規制が行われてきました。
そうして2027年末をもって蛍光ランプの製造・輸出入が禁止となります。
◆どんな問題がおきるの?
2027年末にむけてLED化がすすむと駆け込み需要により一時的に交換ランプが品薄になるかもしれません。
蛍光ランプは適応機種の販売が終了しているかもしれません。器具ごと交換しなくてはならない場合は交換工事の日程が組みづらいことも考えられます。
従来の蛍光ランプの中身だけLEDに交換するのは大変危険です。発熱や火災(トラッキング現象)につながる重大事故になる危険性があります。
※既に使用している製品の継続使用、廃止日までに製造された製品(在庫)の売り買い及びその使用が禁止されるものではありません。◆LED化のメリットは?
①蛍光ランプに比べて電気代がかからない。
LEDランプは蛍光灯に比べて消費電力が約半分。家中の照明をLEDランプに替えることで、毎月の電気代を節約できます。
②寿命が長いので交換の手間いらず。
一般的な蛍光灯の寿命が約6,000~13,000時間なのに対し、LEDランプは約40,000時間。約10年間交換不要。
※1日10時間使用の場合の目安
③快適機能
細かな明るさの調整(調光機能)や光の色の変更(調色機能)ができる機種が豊富にあります。
おすすめLEDランプ
その他の照明・電球
器具ごとの交換が
必要(工事が必要)なタイプ
インバーター式・ラピッドスタート式の
蛍光灯器具
グロー球(点灯管)がないタイプの古い蛍光灯器具に、
そのまま市販のLED蛍光灯を取り付けると、ショートや火災の原因になり大変危険です。
お近くの店舗でも! 店舗検索はこちら▶
照明器具は10年経つと
そろそろ交換が必要です!
照明器具は使用年数に伴い劣化し、10年を過ぎると故障が急に増加するため、
設置してから約10年を「適正交換時期」としています。
取替工事料金表
2026年7月1日時点
よくあるご質問
(2027年問題関連)
Q.2027年を過ぎたら、今使ってるエアコンや蛍光灯は突然使えなくなりますか?
A. いいえ、突然使えなくなるわけではありません。「すでにご家庭に設置されているもの」の使用を禁止する法律ではないためです。
ただし、蛍光灯は切れた際の「交換用ランプ」が入手困難になり価格が高騰します。エアコンは故障した際の修理(特にガス関連)ができなくなるリスクが高まるため、寿命が近い場合は早めの交換をおすすめしています。
Q. 蛍光灯の本体(器具)はそのままで、ランプだけネットで買ったLEDに交換してもいいですか?
A. 大変危険ですのでおやめください。「工事不要」と書かれた直管型LEDランプを取り付けたことによる、器具内の古い安定器の発火・発煙事故が相次いでいます。安全のためには、照明器具ごとLED対応のものに交換(電気工事士による工事)するか、引掛シーリングに対応したシーリングライトへの交換が必要です。
Q. エアコンの2027年問題で、具体的にいくらくらい値上がりするのですか?
A. 新しい省エネ基準をクリアするためには、メーカー側でより高度な部品(熱交換器やモーターなど)を使用する必要があります。そのため、今まで5〜6万円台で買えていた6畳用の最安クラスのエアコンが、2027年以降は8〜10万円程度まで価格の底上げが起こると予想されています。


















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